子育ての大変さは多くの方が身に沁みてわかっているのではないかと思います。
そんな大変な子育ての中では、感情的になってしまい子どもを叩く、子どもを怒鳴る、子どもに暴言を浴びせてしまうということもあるのではないでしょうか。
では、子どもへの暴言、体罰にはどのような効果があるのでしょうか。また、子育て中の暴言や体罰を防ぐためには、どのような対策をとったら良いのでしょうか。
■目次:
1.子どもを怒鳴る、子どもに暴言を浴びせることを続けると、子どもにはどのような影響がでる?
■1.子どもを怒鳴る、子どもに暴言を浴びせることを続けると、子どもにはどのような影響がでる?
■2.叩くなどの体罰を子どもに加えると、子どもにはどのような影響がでる?
子育て中「子どもにイライラしてしまい、思わず体罰を加えてしまったことがある」という方も少なくないのではないでしょうか。 子どもへの暴言には脳の聴覚野を増大させてしまうという効果がありました。
幼少期に過度の体罰を受けていた子どもは、体罰を受けていない子どもに比べて前頭前野の
感情や思考をコントロールする部分
集中力・意思決定・共感を司る部分
物事を判断する部分
の容積が、少なくなっていることが最新の研究で分かりました。 ※参考「児童虐待が脳に及ぼす影響: 脳科学と子どもの発達, 行動(友田)」 こうした各部分の容積が少なくなってしまうと、
感情や思考をコントロールすることが難しくなる、
集中できなくなる、意思決定が難しくなる、
他者に共感し辛くなる、
物事を正しく判断することが難しくなる
などの症状が表出しやすくなってしまいます。
■3.子育てにイライラしないための対策は
子育て中、感情的な対応や衝動的な対応はきっと起こってしまうと思います。
■まとめ:
子育てはとても体力・気力を使うものです。 そんな大変な子育てを一人で抱え込んでしまうと、イライラが溜まり暴言や体罰に繋がってしまうこともあると思います。 そのようなことにならないために、子育ての負担や悩みは一人で抱え込まず、周囲の人と分かち合っていくようにすることを強くおすすめします。
■参考:
脳に悪い7つの習慣(幻冬舎新書)、勝負脳の鍛え方(講談社現代新書)、子どもの脳を傷つける親たち 友田明美、自我と防衛 A・フロイト、自動分析入門―自動分析家と教師のための講義 A・フロイト 児童虐待が脳に及ぼす影響: 脳科学と子どもの発達, 行動
コメントを残す