「相手が自分の言うことを聞いてくれない」「伝えたいことがあっても、お互いに感情的になってしまう」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そんな方にお勧めしたいのが、
- 傾聴
- 共感
- 信頼
- 影響
の流れの交渉(コミュニケーション)です。
この交渉を実践することで、相手へ影響を与えやすくなります。
自分と相手の気持ちはすれ違いがちですよね。
「相手に言うことを聞いて欲しい」「伝えたいことがある」という自分の気持ちがあっても、相手がそれに応えてくれるとは限りません。
例えば、親がゲームのやりすぎは良くないと思って「すぐにゲームをやめなさい!」と言っても、子どもが「まだやめたくない!」と反抗してくること、よくありますよね。
そのような時、感情的にぶつかり合ってしまったり、気持ちがすれ違ってしまうことも多いでしょう。
そのような時には、まず子どもの話を傾聴し、共感することが大切になります。
先ほどの例で言うと、子どもには「まだゲームをしていたい」という思いがあるので、まずはこの思いをしっかりと聴くことが大切になります。
そうして聞き取った思いに共感したり、頷いたりすることで、子どもは「この人は、今話を聞いてくれている」と感じ、心を開いてくれます。
私たちも、心を開いていない相手からは何を言われても響きませんよね。 そのため、まずは相手の思いを傾聴し、共感して心を開いてもらうことが大切になります。
傾聴・共感して心を開いてもらう、即ち信頼を得たらようやく影響を与えやすくなります。 相手に影響を与える時には、傾聴・共感した思いを大切にし、信頼を崩さないようにしながら話すことが大切になります。
例えば「さっき言っていたけど、できれば長い時間ゲームしたいんだよね。楽しいって思うことには、私も夢中になっちゃうから、その気持ち分かるな」と共感したうえで「でもね、ずっとゲームしてると目が悪くなったり、明日起きれなくなっちゃったりするから、時間を決めてやるようにしよう。」と、子どもに影響を与える声かけや話をすると良いでしょう。
このように「相手に自分の言うことを聞いて欲しい」という時には
- 傾聴
- 共感
- 信頼
- 影響
の流れの交渉(コミュニケーション)を実践すると良いでしょう。
この交渉術は、FBIの諜報員が人質解放の際にも実践しているテクニックです。 直ぐに100%の効果を出すことは難しいかもしれませんが、実践を続けていくことで、より良い人間関係を築いていくことができるでしょう。
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