「相手に話が伝わらない」「いくら言っても、こちらの言うことを聞いてくれない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのが、PREP法という伝え方です。
PREP法を実践することで、相手に意見を通しやすくなります。
PREP法とは、Point(結論)⇨Reason(理由)⇨Example(例)⇨Point(結論)で話す技法です。
子どもが外から帰ってきた時を例にPREP法を実践してみましょう。
「先に手を洗っておいで(P結論)⇨手には菌がたくさんついてるから(R理由)⇨お母さんも前、手を洗わないで病気になっちゃったのよ(E例)⇨だから、とりあえず手を洗っておいで!(P結論)」
手には菌がたくさんついているからという理由だけを伝えると「でも自分には関係ないし・・」という思いが残ったままになり、お母さんも前、手を洗わないで病気になっちゃったのよという例だけだと「そんなのたまたまでしょ」というように、合理的な判断に繋がりません。
しかし、理由と例の両方を述べることで、合理的な判断を司る左脳と感情的な判断を司る右脳の両方を納得させることができます。
また、PREP法の特徴として「結論を最初と最後に述べる」ということがあります。結論を最初と最後に述べることで、強調したい事柄を相手に印象付けることができます。
以前ご紹介した、一回一指示と併用して使うことでより伝達効果を高められる場合もあります。 「相手に話が伝わらない」「いくら言っても、こちらの言うことを聞いてくれない」とお悩みの方は、ぜひPREP法を実践してみてください。
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