子供を育てていると、食費、生活費、学校や習い事の費用など様々な場面でお金が必要になりますよね。そんな時、子供手当てを有効に活用することができると、生活の助けになります。今回は、そんな子供手当てについてまとめました。子育て中の方は、ぜひ参考にしてください。
■目次:
1.子供手当てとは、どんな手当て?
2.子供手当ての金額は?
3.子供手当ての使い道は?
■1.子供手当てとは、どんな手当て?
子供手当とは、15歳以下の児童を養育する方に支給される手当てのことで、2012年から児童手当という名前に変更されました。 子供手当て(児童手当)の目的は、内閣府のホームページにおいて、以下のように示されています。
児童手当は、子ども・子育て支援の適切な実施を図るため、父母その他の保護者が子育てについての第一義的責任を有するという基本的認識の下に、家庭等における生活の安定に寄与するとともに、次代の社会を担う児童の健やかな成長に資することを目的としています。
■2.子供手当ての金額は?
子供手当て(児童手当て)の金額は、児童手当制度(昭和47年創設)において、以下のように定められています。
・0〜3歳未満⇨一律15,000円。 ・3歳〜小学校修了まで⇨第一子・第二子:10,000円。第三子以降:15,000円。 ・中学生⇨一律10,000円。
支払月は、毎年2月、6月、10月で、前月までの4か月分がまとめて支払われることになっています。
■3.子供手当ての使い道は?
厚生労働省が実施した「児童手当の使途等に係る調査」では、 子供手当(児童手当)等を
・子どもの教育費等に使う(予定含む)と答えた方が44.2% ・子どもの生活費に使う(予定含む)と答えた方が33.8% ・子どもに限定しない家庭の日常生活費(予定含む)29.4% ・子どもの将来のための貯蓄・保険料と答えた方が21.8% ・子どものお小遣いや遊興費(予定含む)10.6% ・子どものためとは限定しない貯蓄・保険料と答えた方が4.0% ・大人のお小遣いや遊興費(予定含む)と答えた方が1.8% ・その他(予定含む)と答えた方が2.2% ・使い道をまだ決めていない・わからないと答えた方が8.3%
という結果でした。 子供手当て(児童手当て)を子どもの教育費・生活費等、子どものために使うと答えた方が78%と8割近くになりました。
■まとめ:
2012年から「児童手当て」という名称に変更された子供手当ては、児童の健やかな成長に資することを目的としている手当てです。子供手当(児童手当)は「子どもの健やかな成長のため」という視点を忘れずに、有効的に活用することが大切になるでしょう。
■参考:
内閣府 児童手当 https://www8.cao.go.jp/shoushi/jidouteate/index.html
内閣府 児童手当制度の概要 https://www8.cao.go.jp/shoushi/jidouteate/gaiyou.html
厚生労働省 「平成24年児童手当の使途等に係る調査」の結果を公表https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000013247.html
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