子育て・育児の相談は誰にする?誰にも相談できない時は、どうすれば良い?

 育児には様々な不安や悩みがつきまとうものです。

「子どもの行動に関すること」「子どもの発達に関すること」「夫婦関係に関すること」「自分の時間がなくなっていってしまうこと」など、不安や悩みを一つ一つあげていったら、きりがなくなってしまうでしょう。

今回は、そんな育児に関する不安や悩みの「相談相手」についてまとめてみました。

育児中の人や育児に関する相談をしたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

目次:

 

1. 統計から見る、育児中の相談相手として多いのは  

2.「育児を身近な人に相談できない」という方の対処法

3. 育児相談を受け付けている電話窓口

 

1. 統計から見る、育児中の相談相手として多いのは

厚生労働省が母親を対象に行なった「心配ごとや悩み等を相談できる相手」に関する調査では、心配ごとや悩み等を相談できる相手は「夫・パートナー」が88.6%と最も高くなりました。

やはり、子育てを協力して行っていく上では、夫やパートナーは最良の相談相手になるようです。 次いで多かったのが「実母」の82%で、「友人」は67.1%でした。

2. 「育児を身近な人に相談できない」という方の対処法

育児をしている方の中には、「事情があり、夫・パートナーや実父母などに対して、育児の相談ができない」という方もいるのではないでしょうか。

 そのような方は、地域の子育て支援センターや行政が行なっている、子育て支援サービスを活用することをおすすめします。
 地域の子育て支援サービスでは、常駐している保健師や心理士・カウンセラーなどの育児に関する専門家が、心配ごとや悩み相談を聞いてくれた上で、解決方法を一緒に探してくれます。
 身近な人に頼ることができない場合には、こうした地域の事業を活用してみても良いでしょう。

3.育児相談を受け付けている電話窓口

育児に関する心配ごとや悩みを抱えているが「誰にも相談できない」「忙しくて地域・行政の事業やサービスを活用することができない」という方には、「エンゼル110番」の利用をおすすめします。

 エンゼル110番は、妊娠中から就学前までの子どもの育児に関する無料電話相談を行なっている機関です。 エンゼル110番は1975年に開設された44年間の歴史を誇る育児相談機関で、44年間の累計の相談件数は96万件(2018年11月)になります。
主な利用者は母親ですが、父親や海外在住の母親・父親、祖父母などにも広く利用されています。 「過去の相談事例」や「よくある質問」なども掲載されているので、気になった方は、一度下記U R Lからホームページをのぞいてみてください。 エンゼル110番のURL(http://www.angel110.jp

まとめ:

育児をしている限り、育児に関する心配ごとや悩みは絶えないでしょう。

 だからこそ、そうした悩みは放置せずに、誰かに相談して共有したり、解決したりすることが大切になります。 いま、育児に関する心配ごとや悩みがあるという方は、問題を一人で抱え込まず、誰かに相談したり、話したりすることを強くおすすめします。

参考:

厚生労働省 子ども・子育て支援推進調査研究事業https://www.murc.jp/uploads/2018/04/koukai_180420_c1.pdf

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