自分の子どもが保育園や学校などで「落ち着きがない」と言われると不安になる方も多いのではないでしょうか。
しかし、もし保育園や学校の先生が「落ち着きがない」という子どもの特性自体に困り感を抱いているのであれば、それは的外れな困り感かもしれません。
このとき課題となっているのは「落ち着きがない」という特性を持っていることではなく、落ち着きがないことに起因して起こってしまう「行動」や「結果」です。
そのため、本来考えるべきことは「課題となる「行動」や「結果」を減らしていくためにはどうすれば良いか」ということであると言えるでしょう。
■目次:
1.落ち着きがないことは、何かの障害に由来しているのか?
2.落ち着きがない子どもの心理は?
3.落ち着きがない子どもに対する注意の方法
■1.落ち着きがないことは、何かの障害に由来しているのか?
ADHD(注意欠陥多動)と呼ばれている発達障害には「落ち着きがない」という特徴が伴うことが多くあります。そのため、落ち着きがないことは障害に由来している場合もあると言えるでしょう。
■2.落ち着きがない子どもの心理は?
落ち着きがない子どもは「わざとバタバタと動き回って、大人を困らせてやろう」と考えている訳ではありません。 ADHDなどの発達障害により「落ち着きがない」という特性を持っている子どもはじっとしていることや外部からの刺激がないことにストレスを感じてしまうことがあるのです。
■3.落ち着きがない子どもに対する注意の方法
前述の通り、落ち着きがない子どもは「落ち着くために落ち着かない行動をしている」と言っても過言ではありません。 そうした子どもに対し「静かに座っていなさい!」などと怒鳴って注意してしまうと、子どもにストレスが溜まり続けてしまったり、子どもが我慢しきれずにいうことを聞かなくなってしまうことがあります。
■まとめ:
落ち着きがない子どもは決して大人を困らせようとしている訳ではありません。 落ち着きがない子どもと関わる時には「落ち着きがない」ことの背景や心理などを見とった上で、どうすれば良いかということを考え、実践することが大切になります。
■参考サイト:
LITALICO ADHDとは https://junior.litalico.jp/about/hattatsu/adhd/
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