夫婦と言えど、人と人。

『パートナーに対してイライラすることや気に入らないことがある』という方や『パートナーに対するイライラが子どもの前で噴出してしまい、子どもの前で夫婦喧嘩をしてしまったことがある』という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし子どもの前で夫婦喧嘩をしてしまうと、様々な影響が子どもに及んでしまうこともあります。今回はそんな『子どもの前での夫婦喧嘩』についてまとめました。

 

目次:

1.子どもの前で夫婦喧嘩をしたことがある人は、どのくらいいる?

2.子どもの前で夫婦喧嘩をすることによる、子どもへの影響は?

 

 

1.子どもの前で夫婦喧嘩をしたことがある人は、どのくらいいる?

Menjoyが20~40代の子どもがいる既婚男女314名に「子どもの前で夫婦喧嘩をしたことがありますか?」というアンケート調査を行ったところ、

あると答えた方が209人(67%)

ないと答えた方が105人(33%)

と、半数以上の夫婦が『子どもの前で夫婦喧嘩をしたことがある』という結果になりました。

 

 

2.子どもの前で夫婦喧嘩をすることによる、子どもへの影響は?

では、子どもの前で夫婦喧嘩をすると、子どもにどのような影響を与えてしまうのでしょうか?

「児童虐待が脳に及ぼす影響:脳科学と子どもの発達, 行動(友田)」によると、夫婦喧嘩などで身体的な暴力を見てきた人は平均と比べて3.2%、言葉の暴力では19.2%脳が萎縮していたことが分かりました。

さらに、福井大学とハーバード大学が合同で行った調査によると、幼い頃夫婦喧嘩を見て育ったグループは、そうでないグループに比べてIQと記憶力の平均点が低い傾向にあったことも分かりました。

このほかにも夫婦・パートナー間での喧嘩が飛び火し、子ども自身が暴言や罵倒を受けてしまうと、暴言や罵倒を受けていなかった子どもに比べて、14%ほど脳の聴覚野の容積が増大してしまうことも分かっています。聴覚野が変形すると、言葉を理解する力が落ちてしまいコミュニケーションに支障をきたしてしまったり、音や会話をうまく聞き取れなくなってしまったりすることがあります。

このように子どもの前で夫婦喧嘩を行うと、様々な悪影響を子どもに及ぼしてしまうことがあります。夫婦間でトラブルが起きた時やイライラした時でも、子どもの前での夫婦喧嘩は避ける方が良いでしょう。

 

まとめ:

夫婦と言えど人間同士なので、意見がぶつかったり、喧嘩になってしまったりすることはあるでしょう。

しかし、その夫婦喧嘩が大切な子どもに悪影響を及ぼしてしまうのなら、夫婦間のコミュニケーションや関係性の在り方について再度話し合ったり、考えたりしてみても良いのではないでしょうか。

 

参考:

Menjoy 夫婦喧嘩が子供に与える影響はマジ悲惨!喧嘩してしまったときにできること

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 児童虐待が脳に及ぼす影響: 脳科学と子どもの発達, 行動