性格を良くする方法は、3つ!小学生から中学生、高校生、大人まで必見

多感な人なら小学生ごろから、自己の在り方について悩んだり、考えたりすることもあるでしょう。

また現在、自分を変えたい、性格を良くしたいと思っている方も少なくないのではないでしょうか。

今回はそんな『性格』と『性格を良くする方法』についてまとめました。

自身の在り方について悩んだり、自分を変えたいと思ったりしている方は、ぜひ参考にしてください。

 

目次:

1.性格の分類

2.小学生から中学生、高校生、大人まで活用できる、性格を良くするための3つの方法!

 

1.性格の分類

『性格』という言葉は、定義を定めないと抽象的なものであり、人によって解釈が異なってしまうものです。

今回は、現在世界で最も信頼されている性格診断テスト『ビッグファイブテスト』における

・外向性(高いと活発で積極的、低いとおとなしい)

・協調性(高いと他者を思いやる、低いと自己中心的)

・誠実性(高いと誠実、低いとふざけることや約束や決まるを破ることが多い)

・開放性(高いと創造的、低いと保守的)

・神経性(高いと細かいことが気になる、低いとあまり気にしないか)

の5つを性格の分類として、説明していきます

ビッグファイブテストについて、詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

 

2.小学生から中学生、高校生、大人まで活用できる、性格を良くするための3つの方法!

本題に入る前に、性格の良し悪しという判断基準は、状況や環境によって異なります。大胆な決断が必要な場面もあれば、慎重な判断が求められる場面もあるでしょう。例えば『神経性』については、細かいことを気にせず、あまりにも大雑把すぎると、仕事で大きなミスをしてしまうこともあるでしょう。

そうした前提を踏まえた上で、ここからは『神経性以外の4つの要素を向上させるための方法』についてご紹介します。

具体的に言うと、活発で積極的になり(外向性)、他者を思いやることができ(協調性)、約束や決まりごとを守り(誠実性)、創造的(開放性)な人に近づいていくための方法を『性格を良くするための方法』としてご紹介します。

 

1.運動

こちらの記事でもご紹介しましたが

フランスのモンペリエ大学の研究チームは『日常的な運動が、外向性、協調性、誠実性、開放性を高める』ことを明らかにしました。

日常的な運動は、小学生から中学生、高校生、大人まで幅広く生活の中に取り入れやすいものなので、性格を変えたい方は、まずはここから初めてみても良いでしょう。

 

2.観察と反省

『観察と反省』というと、抽象的で難しいと思うかもしれませんが、これは要するに『性格を良くするために、こういう行動をとろう』ということを決め、後で『決めた行動ができていたか』を振り返るということです。

具体的には、次のようなチェック項目を定め、日常的に実現を意識し、振り返ることをしてみると良いでしょう。

外向性(活発さ、積極性)を向上させるために

□チャレンジすべきか悩んだ時や、自分の意見を言おうか迷った時に、挑戦することができたか

協調性(他者を思いやる力)を向上させるために

□自分の意見を言ったり、何か行動を起こしたりする時に、他の人の気持ちを考えたり、思いやったりすることができたか

誠実性(誠実さ)を向上させるために

□決まりや約束事を守り、自分のすべきことにしっかりと取り組むことができたか

開放性(創造性)を向上させるために

□問題に直面したときに『○○すれば良い』というような問題解決的な考え方ができたか

 

人と関わったり、自分が能動的なアクションを起こしたりする際、これらのチェック項目を意識して行動すると『良い性格』に近づいていくことができるでしょう。

 

また、行動したあとや1日の終わりに、これらのチェック項目を達成することができたかを振り返るようにしましょう。達成できていたら自分を褒め、できていなかったら『次はできるようにしよう』や『次にできるようにするためには、どうしたら良いだろう』と考えることで、次回に生かしていくことができます。

 

3.『自分は変われる』と言葉にする

フロリダ州立大学のバウマイスターらは研究を通じて『自分の力は伸ばすことができる、というメッセージを定期的に受け取っている人は、自信や、やり抜く力を高めることができる』ということを明らかにしました。

『メッセージを定期的に受け取る』と記載しましたが、これは誰かに言われなくても、自分で言葉にして自分の耳に届けることでも効果があるとされています。

『自分は変われる、自分の力は伸ばすことができる』と言葉にし、自身や、やり抜く力を高めることで、自己変容に近づいていくことができるでしょう。

小学生や中学生、高校生など保護者と暮らしている方や『子どもの性格を良くしていきたい』と思っている方は、保護者が『あなたはできる』という肯定的なメッセージを日常的に送ってあげるのも良いでしょう。

 

註釈ですが、ここで大切なことは実際に『言葉にすること』であるとされています。心で思うだけでなく『言葉にすること』で、具体的な音声のメッセージを相手もしくは、自分自身に届けることができます。

 

まとめ:

人生において親や友達、同僚などと関わる時間も多くありますが、自分自身とは一生付き合っていくものです。

性格変容を通じて、自分を好きになったり、自分に自信を持てるようになったりすると、より充実した人生を送ることができるでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA