いくらもらえるか、いくらあげるかで、子どもも大人も悩む『お小遣い問題』。
この記事を読んでいるみなさんは、どのくらいもらったり、あげたりしているでしょうか?
今回はそんな『お小遣い』についてまとめました。中学生を対象としたお小遣いのもらい方、お小遣いの平均額、使い道についてまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
目次:
1.中学生は、お小遣いをどのようにもらっている?もらい方は?
2.中学生は、お小遣いを平均どのくらいもらっている?
3.中学生は、お小遣いを何に使う?使い道は?
1.中学生は、お小遣いをどのようにもらっている?もらい方は?
学研教育総合研究所が『中学生の日常生活・学習に関する調査』をテーマに、全国の中学生を対象に行った調査では、以下のことが明らかになりました。
毎月、申告制でお小遣いをもらっていますか。/毎月、定額性でお小遣いをもらっていますか。という質問に対して
申告制でお小遣いをもらっている人は、『現金で』が62.8%、『電子マネーで』が10.8%、『申告制でお小遣いはもらっていない』が33.7%となった。
定額性でお小遣いをもらっている人は、『現金で』が63.2%、『電子マネーで』が7.8%、『定額性でお小遣いはもらっていない』が33.5%となった。
申告制でも定額制でも、保護者からお小遣いをもらっている中学生は、現金でもらっている人が多いようです。
2.中学生は、お小遣いを平均どのくらいもらっている?
金融広報中央委員会が2023年に実施した『家系の金融行動に関する世論調査』では、以下のことが明らかになりました。
二人以上世帯で子どもがいる世帯における『子どもに渡しているお小遣いの額』の平均は
中学生で月に3860円、高校生で6629円だった。
中学生は、大体4000円前後のお小遣いをもらっていることが多いようです。
3.中学生は、お小遣いを何に使う?使い道は?
前述の『中学生の日常生活・学習に関する調査』で『お小遣いをもらっている人』を対象に行ったアンケートでは、次のことが明らかになりました。
『毎月もらっているお小遣いの主な使い道はなんですか』という質問に対し
『お菓子などの食べ物』と答えた人が53.6%で1位
『本雑誌など』と答えた人が32.5%で2位
『文房具(ステーショナリー)』と答えた人が29.1%で3位となった。
2020年度の調査では3位は貯金だったが、この調査では貯金は4位になっていることから『貯めるより使いたい』と思っている中学生が増えたのかもしれません。
まとめ:
中学生のお小遣い事情をまとめると、
・お小遣いをもらっている中学生は『現金で』もらっている人が多い
・お小遣いをもらっている中学生の平均額は『月3860円』
・中学生のお小遣いの使い道は『お菓子などの食べ物』が最も多い
という結果になりました。
この調査結果を参考に、ご家庭でのお小遣い事情を考えてみてください。
参考:
学研教育総合研究所 中学生白書
https://www.gakken.jp/kyouikusouken/whitepaper/j202310/index.html
令和5年(2023年)家系の金融行動に関する世論調査
https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/futari2021-/2023/
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