『パパの洗濯物と一緒に洗わないで』『父親の入った後のお風呂には入りたくない』など、父親が虐げられる状況を見聞きしたことがある方も多いのではないでしょうか。
昭和のころは、一家の大黒柱であり、威厳のある存在として描かれることも多かった『父親』ですが、時代とともにその在り方も変わってきたのかもしれません。
今回は、そんな『父親』についてまとめました。嫌われる父親と好かれる父親は何が違うのか、父親嫌いに男女差はあるのかなどについてまとめましたので、世のお父さんはぜひ参考にしてください。
目次:
1.父親が好きな人、父親が嫌いな人はどのくらいいる?年代・世代・性別での違いは?
2.父親が嫌われないための対処法は?
1.父親が好きな人、父親が嫌いな人はどのくらいいる?年代・世代・性別での違いは?
株式会社パートナーエージェントが20代~40代の未婚女性241名を対象にした調査では、以下のことが明らかになりました。
『あなたは、お父さんが好きですか?』という質問に対し
好きと答えた人は39%、まあまあ好きと答えた人は20%、普通と答えた人は27%、あまり好きではないと答えた人は8%、嫌いと答えた人は6%だった。
また、塾マップが全国の15〜19歳の男女300名を対象にした調査では、以下のことが明らかになりました。
嫌い、もしくは苦手な家族はいますか?(複数回答可)という質問に対し
父親と答えた人は18%、母親と答えた人は15%、兄や姉と答えた人は7%、弟や妹と答えた人は9%、祖父や祖母と答えた人は3%、いないと答えた人は70%だった。
また、父親が嫌いもしくは苦手だと答えた人の割合は、男性が16%、女性が20%だった。
これらの調査から、父親のことが嫌いな人の割合は、年代・世代や性別により多少異なることが分かりました。
とくに10代の女性は、20%が父親のことを嫌いもしくは苦手だと考えているようです。
2.父親が嫌われないための対処法は?
『10代女性の20%、及び20〜40代の未婚女性の14%が父親のことが嫌い』という厳しい調査結果が明らかになりました。それでは、嫌われない父親になるためには、どうすれば良いのでしょうか。
株式会社エイチームが行った『我が家のお父さんに関する調査レポート』では、以下のことが明らかになりました。
『お父さんの自慢を教えてください』という質問に対し
家族のために仕事をしてくれるが47%で1位、家族を大事にしてくれるが38%で2位、優しいが37%で3位だった。
また『お父さんの、これだけはやめてほしい!と思うところは?』という質問に対しては
無口すぎるが15%で1位、だらしないが14%で2位、怒ると怖い、干渉されるが12%で3位だった。
これらのことから、嫌われない父親になるためには
・家族のために頑張ったり、家族を大切にする姿を見せたりすること
・なるべく子どもと話すようにしたり、だらしない姿を見せないようにしたりすること
・過度に干渉したり怒ったりしないこと
が大切であると言えるでしょう。
まとめ:
昭和の頃は、威厳があり一家の大黒柱として描かれることが多かった父親像。ですが、今日では、家族を大切にする優しいお父さんが好かれるようです。
家族とのコミュニケーションを大切にしながら、良い家族関係を構築できると、充実した家庭生活をおくることができるのではないでしょうか。
参考:
パートナーエージェント 父親との関係が、娘の恋愛観に影響を与える…!?
https://www.p-a.jp/research/report_07.html
塾マップ 10代男女の3割が、嫌い、もしくは苦手な家族がいると回答【家族に関するアンケート】
http://jukumap.info/guide/enquete/family_dislike-10/
株式会社エイチーム 我が家のお父さんに関する調査レポート
https://www.a-tm.co.jp/news/marketing-9637/
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