心理学者アドラーは、「すべての悩みは人間関係の悩みである」と言いました。
この言葉を聞いて「確かに」「納得できる」と思う方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな「人間関係」が楽になるコツを3つ紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
目次:
1.自分の感情や考え方に気づく
2.自分の考え方の癖に気づく
3.言語化した自分の気持ちや考え方をもとに、行動や言葉につなげる
1.自分の感情や考え方に気づく
人間関係が楽になるコツの1つめは「自分の感情や考え方に気づく」です。
同じ出来事があったとしても、人の反応や考え方は千差万別です。
例えば「お前ってほんと真面目だよな。」と人に言われたとき、あなたならどう思うでしょうか。
口調や声のトーンなどで受ける印象は変わるかもしれませんが、「お前ってほんと真面目だよな。」と言われたとき「良い気持ちになる、褒められていると思う。」という人もいるでしょう。また反対に「嫌な気持ちになる、嫌味を言われていると思う。」という人もいるでしょう。
このように、人間には出来事に対して自動的に感じる「感情」と、その感情から自動的に頭に浮かんでくる「考え方」があります。
まずは、自分がモヤっとしたときに、どのような感情と考え方が浮かんでくるか、自分自身で言語化できるようにすると良いでしょう。このような言語化ができると、自分の心を客観視できるようになり、このあとのステップにも繋げやすくなります。
2.自分の考え方の癖に気づく
人間関係が楽になるコツの2つめは「自分の考え方の癖に気づく」です。
考え方の癖は「認知の歪み」と言われることもあります。認知の歪みには大きく次の5つがあります。
1.絶対まるまるだと決めつけたり、どうせばつばつだと思い込んだりする
2.〜すべき、〜じゃないとダメと考えたりする
3.一度起こった悪いことがこれからも起こると思いこむ
4.自分の感情で物事を決めつける
5.悪いことがおきたとき、全て自分のせいだと考えたり、全て人のせいにしたりする
これらの考え方は認知の「歪み」と言われるように、冷静な考え方や問題解決を阻むことがあります。
先ほどのプロセスで、自分の「感情や考え」に気づいたら、自分に「考え方の癖がないか」ということを確認すると良いでしょう。
こうした考え方の癖は、過去の経験により構築されてしまっていることもあります。
この「考え方のもとになっている、過去の経験」まで言語化することができると、自分の心がより鮮明になって見えるでしょう。
3.言語化した自分の気持ちや考え方をもとに、行動や言葉につなげる
人間関係が楽になるコツの3つめは「言語化した自分の気持ちや考え方をもとに、行動や言葉につなげる」です。
これは、先ほどまでのプロセスと繋がっています。出来事があったとき「自分の感情や考え方」に気づき「認知の歪みを確認」したら、その情報をもとに、相手に自分の気持ちや考えを伝えましょう。このような双方向のやりとりができると、コミュニケーションは上手くいくことが多いです。
自分の気持ちや考えは、言語化しないとモヤモヤしてしまいますが、自動的に浮かんだ感情や考えを、そのまま相手に伝えてしまうと、コミュニケーションがうまくいかないことがあります。
そのため行動や言葉を表出する前に、自分の気持ちや考えを言語化し、それをもとに、相手のことを考えたアウトプットをすると良いでしょう。
まとめ:
まとめると、人間関係が楽になるためのコツは「自分の感情や考え方に気づく」「自分の考え方の癖に気づく」「言語化した自分の気持ちや考え方をもとに、行動や言葉につなげる」の3つになります。
感じ方や考え方は、誰しも違うものです。自分の感情や考え方に気づき、そして他の人の感情や考え方にも気づくことができると、人間関係が楽になっていくでしょう。
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